島野工務店の断熱材

いろいろなハウスメーカーを調べてみると、どのメーカーも自社の断熱は高断熱と言う事を売りにしています。
ローコストメーカーも、ハイコストメーカーもどのメーカーも高断熱を謳っています。

 

それでは、ローコストメーカーとハイコストメーカーの断熱性能は同じなのでしょうか？同じ作りをしているのでしょうか？

 

 

答えはNoです。
ローコストメーカーとハイコストメーカーの断熱性能は基本的には違いますし、工法についても異なっている場合があります。

 

それでは、ローコストメーカーの断熱性能は本当に低いのでしょうか。
実務を経験し他社の研究をしてきた私の回答としては、1999年～2022年3月の国の基準に当てはめると最高の断熱等級を取得しています。

 

こちらについてはまた別記事にて紹介をしますが、そもそも論国の基準が低すぎて誰でも最高断熱の家が建てられたという事です。
つまり、ハイコストメーカーとローコストメーカーの断熱性能は根本的に違う場合が多いですが、国の物差しに当てはめたらお互い最高等級だったと言う事になります。

 

そして、島野工務店最大の特徴は断熱性能です。
ここでは島野工務店の断熱とはどういうものなのか、他社と比べて何が違うのかを比較検討していこうと思います。

上記が島野工務店の断熱の工法をまとめた絵になります。
スタイロフォームEX 105ｍｍ厚と言う断熱材を家を取り囲むように貼り、家全体を魔法瓶のようにし断熱を行います。

 

。。。これだけだと良くわからないですね。

 

改めて説明するとタイロフォームEX 105mm厚の性能については、T〇ホーム標準装備の高性能グラスウールのおおよそ25%増しの性能ですです。
私の古巣T〇ホームでは、105mmのグラスウールで断熱することを標準仕様としていますからね。
ですが、誤解してほしくないのですが決してグラスウールを使用しての断熱が悪いとは言っていません。
グラスウールを使用しての断熱はごく普通の断熱方法でして、ローコストメーカーだけではなく高気密高断熱住宅を売りにしているメーカーでも採用されている工法です。
グラスウール105㎜の工法については決して手抜きという訳ではなく、一般的な厚みです。
アパートやひと昔前の家と比べると、この仕様でも断熱性能は高い部類に入ります。
何も知らないでこの断熱性能で家を建てたとしても、冬になると「最新の家はやっぱりあったかいな」と言えるレベルだと思います。
私も営業時代、朝早くモデルハウスの鍵を開けていたのですが、前日の夜に消したエアコンの温かさや涼しさがしっかりと残っていた事が記憶に残っています。

 

ですが、島野工務店は一般的な住宅の3倍の性能を持つ断熱材を採用しています。
しかも、充填断熱ではなく外張り断熱工法を採用することにより、家全体の気密性を最高レベルにまで高めています。
これが島野工務店の断熱性能です。

 

この仕様でUA値2.8、C値0.3、Q値1.1を叩き出します。
北海道の北の方でもこのレベルで建てれば十分暖かいというレベルです。

外断熱に加え、内側にもスタイロフォームEXを足した断熱工法です。
こちらは通常の坪単価よりも割り増しになりますが、島野工務店最高レベルの断熱性能を有します。

 

スタイロフォームEX 105㎜厚でも3倍の性能を有していたにもかかわらず、内側にも貼ると言うちょっと何を言っているかわからないレベルの断熱性能です。
北極や南極にでも家を建てるんですかね？

 

ここまで来ると何をどう説明すればいいのかわからなく非常に申し訳ないのですが、超快適な暮らしが待っているという事だけは分かります。

 

ただ、島野工務店標準仕様の外断熱のみでも普通の家の3倍ですので十分に十分すぎると思いますけどね。

今までが島野工務店の断熱についての説明になりますが、結局すごいしか書いていないことに気が付きました。
ここからは私の古巣T〇ホームと比べてどのような違いがあるか見ていこうと思います。

 

古巣T〇ホームは充填断熱工法を取り入れていまして高性能グラスウールでの断熱を採用しています。
高性能グラスウールの性能が決して悪いとは言いませんが、せっかく島野工務店が採用する断熱材との比較については下記になります。

 

 

この比較データをもとに絵を描いてみました。
分かりやすいように表現しましたので、下記をご確認ください。

 

 

比較してみると、T〇ホームの断熱性能は薄く、島野工務店の断熱性能は非常に厚いと分かります。
T〇ホームの断熱性能はごく一般的な性能です。
ですが、島野工務店はそれよりも遥か先に行っています。
数値に表すと以下の通りです。

 

 

古巣は一般的に数値を公開していませんが、感覚的にはこのような感じです。
C値については特に公開していませんが、1以上という話もあります。

実際に私の古巣T〇ホームと比べて断熱性能が非常に高いという事がわかりました。

 

ただ、誤解してほしくないのがT〇ホームの断熱性能は決して低くないという事です。
タ〇ホームの断熱性能を紹介しているYouTubeやブログを見てみてください。
断熱性能が悪いと謳っていますか？私には悪いと言っているとは思いません。

 

また、私がT〇ホームに勤めていた時も、朝モデルハウスを開けた時に前日の冷房や暖房の空気が残っていたのを強烈に覚えています。
決してT〇ホームの断熱性能が悪いとい訳ではありません。
T〇ホームが安かろう悪かろうという事は私のプライドにかけてありません。

 

ですが、断熱性能に限って言えば島野工務店は遥か先を行っています。
島野工務店で建てた家は、普通の家では考えられない快適性や安全性が待っています。

 

家を守ってくれる妻が快適で安全な生活を送れる。
もしかしたら、私はそういったところに惹かれて島野工務店で家を建てたのかもしれません。